昨日の深夜に見ましたよ。

クラゲってのは、キレイな生き物なのかもしれない。

クラゲを映画の象徴的なモノにする、

そんな発想が素晴らしいと思った。

オダジョもね、素晴らしい。

口数は多い役じゃないけど、

いい、演技してた。

反抗心でもなく、

良心でもなく、

ただ、クラゲを育て、

クラゲに未来を見るってのは、

彼らにとってのアカルイミライでもある訳で。

そんで、1番やべーのは、主題歌。

バクホンさんの「未来」。

DVDはわかんないけど、

ビデオの本編終了後にPVが流れてさ。

すげぇいい映画だったけど、

オレ的にはやっぱ歌に持ってかれてしまいました。

それだけが心残りだなー。

でも、シチュエーションは違えど、

今のオレにぴったりな映画だった。

絶望、退廃、

その中に雄二が見る、明るい、未来の夢。

見終わったのが朝ってのもあり、

変にすがすがしくなった、映画でした。


こう、邦画って、難しいけど、

考えて見れるトコがすごくいい。

結構退屈だし、

半分以上は謎な部分だけど、

洋画に比べ、

抽象的でアートなんだよね。

洋画は分かりやすく分かりやすく

作ってるような気もする。

それはそれでいいけど。

邦画はすごく暗かったりするけど、

それはそのまま今の日本を表してる訳で、

現代の日本が作り出した文化だから。

それに目を背けるというか、

正視できないようじゃ、

今目の前を転がる問題の

何一つ解決できないから。

オレは邦画大好きだけど、

そこまでの事を考えたのは初めてだなー。

あとあとまで残る映画に出会えて、良かった。

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